潤 大作
<うるう だいさく>

コロッケ
作詞・作曲/潤大作 


コロッケを揚げてる匂い 風が運んで来る
平井の河川敷の路上に車で寝泊り三日目の夕暮れの前

荒川の風に乗ってキラキラ鮮やか水面が揺れていた
少し遠くを眺めながらエプロン姿の母さんも揺れていた

母さん死んで三ヶ月「うそだろう」って笑う事も出来る位に
まだどっかにいる様な、そんな気がたまらなくせつなかった

「妹連れて遊びに来るけんね」って
一年前あの微笑を今でも信じている

いつ以来だろう ギュウッとその手を握ったのは
あったかいよ 何よりも 海よりも深い優しさよ

あー あ時の流れに逆らうように
母さんは赤ん坊に帰って行った

病室の天井突き破って
声荒げて奇跡を追い越したんだね
最後まで本当にあきらめなかったね

母さんが残した奇跡の跡は
俺達に生きる真実を教えてくれている
たくさんの幸せ降らしたあの笑顔は
雲の切れ間から今日も見えてるよ
母さんより笑って生きてやるから

産んでくれて「ありがとう」